個人的に好きなボカロ曲 (メジャー編)
ボカロ。
なんか結構遠慮してたんですけど、Twitterの大学アカウント作って一年たって。
一年間Twitterみてたら、結構ボカロ好きな人とか理解がある人が多そうなので。
今回は、ボカロについて。
私の独断と偏見によるボカロの名曲を上げるだけの記事です。
というのも、先日こんな画像がTwitterで回ってて、
いろいろ考えたり懐かしかったり。
この画像によるならワタシは、黎明期から衰退期までボカロとすごした人なんですけど、
ちょうど中学から高校生。
一番多感な時期をボカロと共にしただけあって愛着ある曲や思い入れのある曲も多いんです。
そんなわけで、ワタシの中でボカロの好きな曲を一挙あげて行こうと思います。
今回は比較的メジャーな曲を上げたいと思うので、共感したり一緒に懐かしんでいただければ幸いです。
では参りましょう。
とおせんぼ / 現実逃避p(wowaka)
「ボクの言いたいこと、アナタの伝えたいこと、ごちゃまぜの闇に溶かして。」
コミュ症な女の子が好きな人のことを思ってる歌。エゴ満載な片思いの殴り書きみたいな歌詞なんですけど、なんとなく共感できる不思議な歌。
作者は、ボカロで最も有名な人の1人の現実逃避pさん、またの名をwowakaさん。
裏表ラバーズとかワールドエンドダンスホールとかがかなり有名ですが、ワタシはこの人の曲ではこの曲が一番好きです。
wowakaさんの曲だから知ってる人も多いのでは?
ちなみに、wowakaさんは今はボカロの活動はしてなくて、自分のバンドのヒトリエ作詞作曲ボーカルを務めてます。
今回、そのヒトリエの曲がディバインゲートっていうアニメの主題歌に選ばれて、今ちょっとだけ話題のバンドとなりました。
ワールドイズマイン /ryo
「世界で、一番お姫様。そういう扱い、心得てよねっ!」
中学三年の春休みに、この曲をYouTubeで見つけたのがことの始まり。
そっからボカロにはまっていったわけだから結構大事な曲です。
今でこそsupercellという名前でメジャーな仕事をしてるryoさんの初期の方の作品ですね。
恋は戦争、メルト、ボカロの成長を支えた名曲が本当に多いのですが、ワタシはやはりこのワールドイズマインが一番好きでした。
ツンデレとわがままが綺麗に合わさってて可愛く仕上がってて良かったと思います。
ちなみに、supercellの曲では、
さよならメモリーズが一番好きですね。
君の知らない物語が一番有名だけど、やっぽこの曲が一番いいと個人的には思います。
3月はいっつも聴きながらセンチメンタルに浸りますよ。
チェックメイト/ゆちゃp
「前にしか進めない歩兵でも…!」
ポーカーフェイスとかblackjackで有名なゆちゃさんの曲。
ポーカーフェイスもかなり好きだけどワタシはこちらの方が好きなのでこっちを取り上げますよ。
歌詞がすごくカッコ良かった。
なんか、燃えるんですよね聞いてると。
恥ずかしながら昔はモチベーション上げたい時とか聞いてた気がします。
PVに謎のイケメンが出てくるのも良かった。
相変わらずイケメン好きなんですよ、すいません。
でも、本当にいい曲です。
今でも聴き続けてる曲の一つでございます。
しにたがり/梨元うい
「しにたがり、死んでもいいよ。
生きるか死ぬかとっととしろよ。
しにたがり死んだらいいよ。
死にたいんなら死んだらいいよ。」
くたばれPTAで話題になった梨元ういさんの曲。
まさに中学生が好きそうな曲(笑)!
生きているのが辛いならいっそ小さく死ねばいい、
という歌詞がすごく問題になったことがありましたがこの曲はそんなことなんのその。
ほら!死んでしまえ!うぜーよ!
ってことを言ってしまっております。
でも、こういうこと言えるのがボカロだと思うんですよ。
ポップス、JPOPじゃできないことをネットの匿名性とボカロの機械音に乗せて歌わせることこそがボカロの魅力であり役目だとワタシは思っているのでこういうのは結構好きですよ。
ちなみに、これも作曲した人が自分でバンドカバーしてますね。
よろしければどうぞ。とにかく勢いがすげぇ。
サリシノハラ/みきとp
「それでも君が好きだよ。どんなに汚れた未来でも、隠したい過去があっても…」
AKBの指原莉乃の恋愛騒動をモデルに作られたと噂されて一時期話題になった曲。
確かに曲名はサリシノハラ。指原莉乃を入れ替えただけ。
曲の内容はアイドルの女の子に恋する男の子の歌。恋愛禁止のアイドルの彼女と過去に付き合っていた男の子の話。
指原莉乃がちょうどこの頃恋愛沙汰のせいで博多の方に異動になったことや、
隠したい過去、とか「剥がし」というドルオタ用語が曲中に使われているのが憶測を深めます。
この曲、サリシノハラのPVの中ではアイドルの女の子とメガネの男の子の楽しい思い出の画像がたくさん出てくるのですが、それが男の子の妄想なのか、事実なのか。
謎を残したままこの曲は終わるのですが、
この曲は三部作で、次のヨンジュウナナという曲に続きます。
このヨンジュウナナという曲が女の子視点。
また、切ない仕上がりになっています。
ワタシはこの三部作の中でこのヨンジュウナナって曲が一番好きなのですが。
そして最後がアカイトという曲。
再び男の子視点。
これにて物語が完結。
夢を叶えてアイドルになった女の子と、そんな彼女を見守ってる男の子の切ない歌。
距離がどんどん開いていって、なんとなく恋愛禁止とかそんな女の子の境遇が見えてる。
そんな二人が遠いところからお互いに思い合ってる歌でございます。
この曲の女の子はかなり健気でか弱く描かれてますけど指原莉乃は全然そんなことないですもんね。
まぁ、何はともあれ名曲です。
どうぞ聞いてやってください。
PVも素晴らしいですよ。
右肩の蝶/のりp
「赤い爪と安物のユビワ。
傷つくたびに増えるピアス。
抱き寄せて歪んだカラダ。埋めるのはあなたしかいない。」
もうこれは鉄板。ワタシは個人的にレンverのほうがすき。ボカロの声を本当によく生かした曲だと思う。
どんな人が歌ってもボカロには勝たない、そんな曲ですね。
PVもいろんな人が書いてるし、解釈も楽しい曲。
あまりにこの曲が好きすぎて紫色の蝶々の髪飾りやアクセサリーを集めた記憶があります。
キャッチーなリズムに程よく病んでる歌詞。
まさにボカロ、って感じの曲。
なかなかここまでしっくりそれが揃った曲がないのが現状ですが、そんなボカロくささが存分に味わえる曲だと思います。
バビロン/トーマ
「よってラヴィラヴィ散々な音像。
中指立てた少女はだあれ?
待って、ハニー!ダーリン!凡庸な関係に呆れた。」
トーマさんのなかで一番人気でポピュラーな曲ですね。
なんだかんだでトーマさんの曲ではこの曲が一番すきなんですよ、ワタシ。
いろんな解釈が溢れかえってますが昭和の汚い感じとか混沌とした感じ、退廃を全面に出してきてるこの曲の世界観が結構ワタシは好きなんですよね。
昭和のノスタルジーとか優しい感じを歌った曲は溢れているけれど、こうも退廃を出してきた曲は少ないから貴重だと個人的に思います。
妄想スケッチ/40メートルp
「くだらない嘘をついたくらいで、嫌いになんてなるわけないでしょう?
答え合わせの前に教えてよ、あなたのその答えは正しいの?」
40メートルpさんの曲。
トリノコシティとかキリトリセン、最近ならば恋愛裁判なんかで有名ですが、ワタシはこの曲が一番好き。
アニソンっぽい疾走感が素敵ですよね。
大好きです。
そんなわけで、今回は有名pさんの曲を一通りさらってみたのですがどうでしょうか?
次回はマイナー、メジャー関係なくワタシの好きな曲を扱っていきたいと思います。
ではでは。