別名サフィの独り言

気ままに生きてる宇宙人の映画とか読書とか勉強とか。

kpopが魅せるドラマ性

 

 

アイドルにはドラマがある。

そのドラマが熱ければ熱いほど私たちは熱狂する!!!

 

 

こんにちは、ワタシです。

2017年もあと少しですが、2017年はブログの更新をほとんどせず、悔しく思っているので残り少ない2017年ですがガンガン更新したいと思います。

 

以前、ワタシがなんの気なしに書いたkpopについての記事が意外にも上位に残ってるので今日はそういう話を書こうと思います。

 

ちなみに前書いた記事はこちら。

よかったら見てね?

 

 

ワタシがkpopアイドルを応援する理由の1つに、彼らにドラマを見ることができるという点がある。

 

そう、kpopはドラマ

信じられないくらいに綺麗な顔をした子たちが髪の毛振り乱して戦ってるのを最前列で見てるような気持ちを味わえる。

kpopにはそんなドラマがある。

何回だって言う。kpopにはドラマがあるのだ。

 

今日はそんな話をしたいと思う。

 

最近日本で人気があるTWICEというグループがある。

 

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TTポーズなんかが流行っているとかいないとか。日本人メンバーも3人もいて日本でも韓国でも人気絶頂と言ったところか。

この曲は人気出たよね。

 

しかし画面の上ではニコニコ可愛い彼女たちは、韓国芸能界でも三大大手のJYPの社内オーディションで激烈な戦いを繰り広げて勝ち抜いた猛者たちなのである。 

 

今、韓国芸能界のトレンドはオーディション。

オーディションを経てデビューするアイドルが増えている。

 

そんな風潮の中で最も人々の関心を集めたのが韓国のテレビ局mnet企画のproduce101 というテレビ番組である。

 

 kpopアイドルは日本と違い10から14歳程度のころから芸能事務所に所属して事務所の寮に入り一日10時間を軽く超える歌、ダンス、演技、外国語までの徹底的な訓練を受ける。過酷なダイエットを課されることもありその生活はとても苦しい。

 そしてそんな苦しい生活を送るかが大勢いる中で、才能、実力、ビジュアルのいい子からデビューが決まって行く。

 アイドルを目指す若者も増加の一途を辿りデビューへの道のりは長く門は狭い。

 超学歴社会の韓国において十代を勉強もせずにダンスと歌に費やす彼らにはもはやアイドルしか道はないわけだから本気度も違う。

 

 このことを象徴するエピソードがある。

あの、KARAの新メンバーを決めるオーディションで落ちた23歳の女子が飛び降り自殺をして亡くなったという事件である。

アイドルとしてデビューするのには年齢がいっていた彼女にとっては最後のチャンスがダメになってもはや生きる希望がなかったという。

 

話を戻しましょう。

 

このように、アイドルを目指し過酷な生活を送る彼らのことを韓国芸能界用語で練習生といいます。

 

この練習生を101人集めて公開オーディションで戦わせてトップ11人でアイドルグループを作ってデビューさせて一年間活動させてみよう!

という番組がproduce101 である。

 

シーズン1では女子101人。

シーズン2では男子101人。

 

順位を決めるのは視聴者の投票数である。

この番組を経てデビューするアイドルグループのプロデューサーは国民というコンセプト。

 

このオーディション番組、produce101 が、

 

死ぬほど熱かったのである。

 

まず、シーズン1。

このシーズン1の101人の主役はやはり、この子。

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JYPのソミだと思う。

 

そう、あのTWICEのJYPである。

そして、彼女はTWICEのオーディションで惜しくも選ばれなかったたった15歳の女の子だった。

 

しかし、圧倒的な実力で一気に100人を蹴散らして1位の座を我が物にしてしまったのである。

 

その実力がこちら。ジーンズのジャケット着てる子ね。

ちなみに全体像。

 

この番組はこんなふうにいろんな曲で練習生の子達がパフォーマンスしてアピールして行くんだけど本当にそのパフォーマンスのクオリティが高くて毎度感動させてもらった。

 パフォーマンスするチームの中で誰がセンターをするのかボーカルのいいところ歌う中で喧嘩になったり、揉めたりするのも思わぬ子がリーダーシップを発揮したりするのもみてて面白かった。

 

どんどん振り落とされて脱落して行くんだけど、最後に残った21人の中から11人を決めるでデビューがかかった決勝のステージなんて気迫がすごかった。鳥肌モノ。

ワタシはこれをみながら泣いたね。

そのステージがこちら。

 

話をソミに戻そう。

一度は敗れた夢を抱えて再度臨んだオーディションで、彼女は頂点をつかんだ。

 

しかし彼女のドラマはここでは終わらない。

ソミを含むこの番組で勝ち抜いた子達で組まれたグループの名前はioi(アイオーアイ)

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このグループがなんと音楽番組で一足先にkpop界の女王へと上り詰めたTWICE勝って1位になったのである。

 人気絶頂、新たな女王となった。

そして当初の約束通り一年で活動を終えて解散した。

 人気絶頂のとき約束通り解散。

人々の記憶には全盛の彼女たちの記憶だけが残る。

まさに流星、まさに伝説。

 

これこそがドラマである。

 

ちなみにワタシがioiで一番好きな曲。

 

しかし、そんなソミのドラマにも勝るアツ過ぎるドラマがシーズン2には待っていた。

シーズン2の立役者、それは彼ら。

NU'ESTである。

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シーズン2の参加者101人が発表されたとき人々は目を疑った。

 なんとデビュー5年目のベテランアイドルグループのNU'EST (ニュイスト)のメンバーが5人中4人参加することがわかったからである。

 

 彼らはデビュー5年目にして鳴かず飛ばずの売れないアイドルグループで多くのグループがそうなったように埋もれてしまう運命だと思われていた。

 

 さらに同じ事務所の後輩であるSEVENTEENは売れまくっていて今やkpopを牽引するグループの1つ。

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ちなみにワタシが一番好きなseventeenの曲はこちら。まさかの曲名はまんせー

 

 

パフォーマンス曲もレベルが高くてガンガン音楽番組でも一位を取ってる後輩グループ を横目にやりきれない日々。

しまいには、インタビューで

SEVENTEEN(後輩)みたいになりたいです…」

なんて発言するほど追い詰められていた彼ら。 

悲壮感あふれる彼らは一度はデビューしたプロとしてのアイドルのプライドを捨てて、練習生として番組に参加した。

 そしてそんな彼らに世間が送った視線は冷ややかなものだった。

 

 スタートは悲壮感溢れ好奇心に満ちた視線に晒されていた彼らだったけど、番組の回を重ねるごとに視聴者が彼らを見る視線が変わっていく。

 

 ベテランなのにプライドを捨てて成長する姿と実力を大衆に見せつけて番組の主役は成り上がったのだ。

 

そしてメンバーのうちの1人でが11位にランクインし、WANA ONEとしてデビュー。

 

そしてこのグループは数あるライバルをなぎ倒し今やkpopの頂点に君臨している。

そんなWANA ONEの迫力あるパフォーマンスがこちら。

 

 

しかし、NU'ESTのドラマはここからだった。

番組が終わってすぐに彼らが出した新曲は見事に1位を獲得。

 

その時テレビカメラの前にもかかわらず泣き崩れて歌えないメンバーの姿は多くの人の心を震え上がらせるほどの魅力に溢れていた。

 

その様子。

1分30秒くらいからが見どころ。

 

ちなみに一位を取った曲。

 

実にNU'ESTデビュー2046日目の快挙であった。

 まるでシンデレラストーリーのような事の顛末に世間は熱狂。彼らは堂々と人気グループの仲間入りを果たす。

 

 五年間人気も出ずに、消えゆく運命をプライドを投げ打って変えた彼らに向ける世間の目は祝福一色。

 

 そんな中でNU'ESTを穏やかならざる眼差しで見つめているのは、

NU'ESTと同じ境遇の日の目を見ないベテランアイドルたちだった。

 

私たちだって、俺らにだって、あいつら(NU'EST)みたいに返り咲きたい。

 

そんな彼らの思いに応えるように今期、produce101 を企画したmnetが企画した番組は、the unitという番組。

 

この番組のテーマは、再起

解散したアイドルグループ、売れなかったグループのメンバーにはただばチャンスを与えるというコンセプト。

今回も上位のメンバーはアイドルグループとしてデビューする資格を与えられる。

 第二のNU'ESTになりたい!という野望を胸に一度は夢破れたアイドルや練習生が集結した。

 

先にも書いたけど、超学歴社会の韓国においてアイドルを目指すのは人生を賭けた大ギャンブル。

 売れなくて解散したあとにヤクルトの配達をして生計を立てていた子もいるという。

 

番組の主題歌は「my turn(私の番)」

 

 

この歌の歌詞もそんな背景を思うと胸にくるものがある。

「君は僕に釘付けになるよ。やっと知ってもらえる。」

「one more chance,one more star!」

(もう一度チャンスを。もう一度スターに!)

 

そう彼ら、彼女らの顔はそう歌ってるのにそんな悲壮感あふれる現実を感じさせない笑顔で眩しい。

 でも滲み出る本気度がゾクゾクくる。

全員に負ける気がない。

こんなに笑顔で笑って踊ってるのにここで踊ってる全員が彼ら一人一人のライバルなのである。

熱い!アツ過ぎるだろ…(遠い目

 

kpopにはドラマがある。

何回だっていう。kpopにはドラマがある。

 

ワタシは頑張る彼らに魅了され元気付けられる。

 

これからもどんなドラマを彼らが見せてくれるのかわくわくが止まらない。

だからこそどうしても kpopから目が離せないのだ。