別名サフィの独り言

気ままに生きてる宇宙人の映画とか読書とか勉強とか。

権力闘争は他所でやれ。

サークルの中で活動してると必ずでてくる、

 

「俺が一番頑張ってる」

 

って言葉が嫌いだ。あと、

 

「○○と○○しか使えないor仕事してない」

 

って言葉はもっと嫌いだ。

 

そんなこと言うならしなければいいし、

後者に至ってはお前は何様のつもりなんだよ、と問いたい。

 

 現にワタシは、

このサークルワタシに面倒ごと全部押し付けてるやんけ!って思ったらやめたし、

お前ほんとに使えないな!と同期に言われたらば、ならいる必要ねーな!と辞めた。

 

言ってるうちは言いたいだけ。

そういうセリフを後輩や先輩の前で言ってどうしたいのか。

多分ちやほやされたいのである。

だってほんとに解決したいなら同期を集めて話し合いを開けばいいんだ。

そうしないで後輩や先輩にウダウダ言ってるうちはそういうことだ。

 

 幸いワタシが最後まで続けた落研でそんなことを言う同期はひとりもいなかったし、だからこそ続いたとも言える。

 

今日はそんな話をしようと思う。

 

大学のサークルって本当に難しいものだと思う。

揉めても駆け込む職員室はないし、自分たちで解決しなければならないから、揉めた場合勝つのはよっぽどのことがない限りサークルで発言権が大きい人であることが多い。

 

 だから、怖いのかな。

始める奴が出てくる。

 

権力闘争。

 

後輩とか、先輩とかに、自分の同期はダメだダメだ。

 

だから自分が何とかしないといけないんだとかなんとかかんとか。

 

 

選民意識と使命感に酔いしれて、自分の気に入った人を、自分についてきてくれる人を自分に同調してくれる人を、

 

「使える」「ちゃんと仕事してる」

 

とかなんとか言っちゃって。

 

 そして、気に入らない人には

「あいつはなんとかしてやらないといけない」

「甘やかしすぎた」

 

って20前後の人間を本気で自分が変えられると思ってるなら自惚れもいいところだし、若いっていいなあ、って思う。

 

そういうことしてる人にも、

そう言うことしてる人に苦しめられてる人にも言っておきたいのは、

サークル内のピラミッドなんてサークルから出てしまったら一ミリの価値もなくなるってこと。

 そりゃ、たまに後輩とご飯食べに行ったら昔の残り香を味わえて気持ちがいいかもしれないけど、それに浸ってるうちに就活は終わり、大学生活が終わり、それだけだ。

 

一文にもならない。

 

権力闘争は楽しくない、と思う。

多分やってるほうはへんな使命感に燃えてるときは楽しくて、でも大部分の時間を後輩や先輩の顔色を伺うことに費やしてて結構苦しいと思う。

そして、周りの人に散々嫌な思いをさせて。

 

 そんな苦しい思いして、

たかだか小さなサークルのピラミッドの頂点に登ることはそんなに大切なのか。

 

それをもう一回だけ考えて欲しい。

 

   ワタシはサークルに大学の全部を捧げることは何にも悪いことだと思わない。

別に単位が取れないほど落語でも演劇でも熱中して5回生が決まったってそれもそれで面白いからいいと思うし、そういう人間が単純に好きだ。

 

でも、捧げ方にもいろいろあるだろってことが言いたい。

 他のみんなを縛り付けて統制することに生きがいを見つけて人間関係をこねくり回すことに熱中したとしてもあなたに残るものは何もない。

 

断言できる。

 

サークルが終わって、後輩に会いに行ってもそのうち老害って言われるんだよ。

いつか自分が先輩にそういったように。

先輩は卒業してしまってる。

散々攻撃した同期は構ってくれるのかしら?

 

「あいつはダメだ」「俺が頑張ってるんだよ」

って言っていつも自分に構ってくれる先輩がかっこよく見えるかもしれない。

 

でも、考えて欲しい。

 

その先輩がそんなことばっかり言ってるから他の先輩は疲れてるんじゃないの?

 

だから何度だっていう。

 

サークルは権力闘争する場所じゃないんだ。

そういうことがやりたいなら他所でやれ。

就活で勝ってメガバンか総合商社にでも入って血みどろの権力闘争をやればいい。

 

 

生きがいは人に迷惑をかけないものでおねがいします。

 

 

今日はそんな話。おしまい